寝る前に電話したときは元気だった。でも、深夜にトイレへ起きた親が転んだり、急に具合が悪くなったりしたら、朝まで気づけないのではと不安になります。
とはいえ、離れて暮らす家族が毎晩起きて確認するのは現実的ではありません。
夜間の見守りでは、親の様子をどう確認するかだけでなく、異変が起きたときに誰が対応するのかまで考えておく必要があります。
編集長こうじ電話やカメラ、センサー、駆けつけサービスの違いを比べながら、親と家族に合う見守り方を紹介します。
高齢者の夜間見守りでは「異変に気づいたあと」まで考える


夜間の見守りを考えるときは、親の異変をどう把握するかだけでは足りません。
通知を受けても、離れて暮らす家族が深夜にすぐ駆けつけられない場合があります。
「どう気づくか」と「誰が対応するか」を分けて考え、必要な見守り方法を選びましょう。
夜間のトイレや寝起きは転倒に注意する
夜中にトイレへ行くため、暗い部屋や廊下を歩く高齢者もいます。
国立長寿医療研究センターは、夜間頻尿について「暗い中、トイレに行くことで転倒する危険性もあります」と説明しています。
参考:国立長寿医療研究センター「夜間のトイレ 何回行きますか【夜間頻尿】」資料を確認する
また消費者庁も、ベッドから起きてトイレへ向かう場面について、「体勢を変えるときはゆっくり慎重にしましょう」と注意を呼びかけています。
参考:消費者庁「高齢者の家庭内での転倒事故に注意しましょう!」資料を確認する
高齢者の一人暮らしでは、転倒そのものに加えて、倒れたあとに本人が助けを呼べない場合も考えておくことが大切です。
離れて暮らす親が倒れた場合の備えについては、高齢者の一人暮らしで倒れたらどうする?家族ができる備えと相談先でも詳しく紹介しています。
家族が寝ている時間は電話やLINEだけでは確認できない
寝る前に電話やLINEで連絡を取れても、その後に起きた異変まではわかりません。
深夜に転倒したり体調を崩したりしても、本人が連絡できなければ、家族が朝まで気づかないこともあるのです。
毎晩何度も連絡する方法も、親と家族の双方に負担がかかります。
夜間まで備えるなら、本人からの連絡だけに頼らず、家族が寝ている時間も生活の変化を確認できる方法を考えてみましょう。



夜間の空白時間を減らすには、異変に気づく仕組みと、その後に対応する人を決めておくことが大切です。
高齢者を夜間に見守る4つの方法


夜間の見守りには、電話やLINE、見守りカメラ、センサー、ホームセキュリティなどがあります。
選ぶときは「親の様子がわかるか」だけでなく、異変が起きたあとに誰が対応するのかまで比べてみましょう。
| 見守り方法 | 夜間の確認 | 本人の操作 | 異変時の対応 |
|---|---|---|---|
| 電話・LINE | △ | 必要 | 家族 |
| 見守りカメラ | ○ | 基本不要 | 家族 |
| 見守りセンサー | ○ | 基本不要 | 製品・サービスによる |
| ホームセキュリティ | ○ | 基本不要 | サービスによる |
親の夜間見守り方法をチェック
質問に答えると、家庭の状況に合う見守り方法の目安がわかります。
夜中に親の異変がわかったとき、家族がすぐ駆けつけられますか?
室内の様子を映像で確認したいですか?
本人が連絡しなくても、自動で生活の動きを確認したいですか?
電話やLINEでの見守り
家族が夜間でも対応でき、親自身も連絡できるなら、 電話やLINEで決まった時間に安否を確認する方法から始められます。
見守りカメラ
離れた場所から室内の様子を映像で確認したいなら、 見守りカメラが選択肢になります。
見守りセンサー
カメラを使わず、本人が毎回操作しなくても見守りたい家庭には、 生活の動きを確認できる見守りセンサーが向いています。
ホームセキュリティ
夜中に異変へ気づいても家族がすぐ実家へ行けないなら、 通知だけでなく、必要時の現地対応まで含めて考えてみましょう。
\ 離れて暮らす親の家が心配な方へ /
※診断結果は、夜間の見守り方法を選ぶための目安です。親の生活状況や希望に合わせて検討してください。
電話やLINEは手軽だが夜中の異変まではわからない
電話やLINEなら、特別な機器を用意せずに始められます。
「寝る前に一度連絡する」「朝になったらメッセージを送ってもらう」と決めておけば、普段の様子を確認する方法として有効です。
ただし、連絡した直後に転倒したり体調を崩したりしても、その変化まではわかりません。
本人が助けを求められない状態では、家族への連絡も難しくなります。
日中や就寝前の安否確認には使えますが、夜間の異変まで把握する方法としては限界がある点に留意しておきましょう。
見守りカメラは様子を確認できるが親への配慮が必要
見守りカメラを設置すると、離れた場所からスマホなどで室内を確認できます。
ただし、映像で状況を確認できる一方、寝室や生活空間を家族に見られることへ抵抗を感じる人も。
家族が安心できても、親が「ずっと見られている」と感じる方法では長く続かないでしょう。
設置する場合は、どの部屋を映すのか、家族がいつ確認するのかを事前に話し合っておくと安心です。
センサーならカメラを使わず生活の動きを確認できる


見守りセンサーは、人の動きや照明、家電の使用状況などを手がかりに、生活の変化を確認できるアイテムです。
家族へ通知するだけの商品もあれば、警備会社などのサービスと連携するものもあります。
室内を映像で撮影しないため、「カメラで見られるのは嫌」という親にも提案しやすいでしょう。
カメラを使わない方法を詳しく比べたい方は、高齢者の見守りセンサーは何ができる?カメラなし・Wi-Fiなしで親を見守る方法も参考にしてみてください。
駆けつけまで必要ならホームセキュリティを検討する


離れて暮らしていると、異変の通知を受けてもすぐに実家へ向かえないことがあります。
特に深夜は、車での移動が難しかったり、仕事や家庭の事情ですぐ動けなかったりする家庭もあるでしょう。
そのような場合は、家族への通知だけで終わる見守りではなく、異常時の現地対応まで含むホームセキュリティも選択肢になります。
離れて暮らす親の家が心配な方は、セコムのホームセキュリティを検討してみてはいかがでしょうか。
セコムのホームセキュリティなら、外出時の侵入対策だけではなく、在宅時の防犯や火災、非常通報にも24時間365日駆けつけます。
「いつでもみまもり」アプリを利用すると、離れて暮らす家族が親の生活状況をスマホから確認できるのも便利です。
救急通報サービスや安否みまもりサービスも利用できるので、まずは無料で資料を取り寄せてみてください。
\ 親の見守り方法を詳しく確認したい方へ /
見守りを始める前には親に確認しておく
見守り方法を決めるときは、家族の安心だけで選ばないことも大切です。
カメラは嫌でもセンサーなら抵抗がないなど、受け入れられる範囲は人によって異なります。
「どこまで見守られるなら嫌ではないか」「異変があったら誰へ連絡するか」を親と話し合っておきましょう。
親が普段どおり生活でき、家族も無理なく続けられる方法を選ぶのが基本です。



見守り方法ごとの違いは、確認方法だけでなく、親の負担と異変後の対応まで比べてみましょう。
高齢者の夜間見守りに関するよくある質問
- 高齢者を夜間だけ見守ることはできますか?
-
家族が寝る前だけ電話するなど、時間を決めた見守りはできます。
センサーや見守りサービスは、機器によって通知時間の設定や利用方法が異なります。夜間だけ利用できるかは、契約前に各サービスの条件を確認してみてください。
- 見守りカメラを使わずに夜間の安否を確認できますか?
-
センサーを利用すれば、部屋の映像を撮影せずに生活の変化を確認できます。
人の動きや照明、家電の使用状況などを検知するタイプがあります。
- 親がボタンを押せない状態でも見守れますか?
-
本人による操作が不要なセンサー型があります。
セコムの「安否みまもりサービス」も、一定時間動きがない場合に異常信号が自動で送信される仕組みです。
- 離れて暮らしていても夜間の見守りはできますか?
-
センサーや見守りサービスを利用すれば、離れて暮らしていても親の生活状況を確認できます。
異常時に家族へ通知するタイプのほか、セコムのように現地への駆けつけまで対応するサービスもあります。
まとめ|夜間に家族が行けないなら駆けつけまで考えて見守ろう
高齢者の夜間見守りでは、親の様子を確認するだけでなく、異変が起きたあとの対応まで決めておく必要があります。
電話やカメラ、センサーにはそれぞれ特徴があります。
離れて暮らしていて深夜に駆けつけるのが難しいなら、異常時の現地対応まで任せられるサービスも含めて検討してみましょう。



夜間に家族が動けない時間まで備えるなら、異変の把握から駆けつけまで含めて見守り方法を選んでみてください。


