高齢者が杖で歩くときの正しい歩き方|持つ手・足を出す順番

高齢者の杖歩行で持つ手や足を出す順番、階段の歩き方を示すイラスト
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高齢の親が杖を使い始めると、「杖は右手と左手のどちらで持つ?」「杖と足はどちらを先に出す?」と迷うことがあるのではないでしょうか。

見よう見まねで使っていても、身体の状態に合わない持ち方や歩き方では安定しないことがあるため、注意が必要です。

編集長こうじ

平地での杖歩行から階段の上り下りまで、基本の順番を確認しておきましょう。

高齢の親が杖を使うとき、もっとも気になることは何ですか?

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目次

高齢者が杖で歩くときは、持つ手と足を出す順番を確認する

高齢者の杖歩行で持つ手と足を出す順番を示すイラスト

杖を持つ手や足を出す順番には、基本があります。

特に片側の足に痛みや筋力低下がある場合は、左右どちらで杖を持つのかを最初に確認しておきましょう。

杖は痛みや筋力低下がある足と反対の手で持つ

左右どちらかの足に痛みや筋力低下がある場合、杖を反対側の手で持つのが基本になります。

たとえば、右足に不安があるなら左手、左足なら右手です。

片麻痺がある場合は、麻痺のない健側の手で持ちましょう。

厚生労働省の資料にも、「片麻痺の人は健側の手で杖を持つ」と記載されており、片側の足などに痛みや筋力低下がある場合は、反対側の手で持つ方法が示されています。

参考:厚生労働省「介護キャリアアップ応援プログラム」資料を確認する

「右利きだから右手」のように利き手だけで決めず、身体の状態に合わせることが大切です。

安定性を重視するなら「杖→弱い足→反対の足」の3動作歩行

高齢者の3動作歩行で杖、弱い足、反対の足の順に進む図解

3動作歩行とは、杖、患側の足、健側の足の順番で進む方法です。

右足に麻痺があり左手で杖を持つ場合なら、「杖→右足→左足」と一つずつ動かしましょう。

一つずつ動かすため、歩行速度は遅くなります。

どの歩き方が合うかは身体の状態によって異なるため、杖を使い始める際は理学療法士などに確認すると安心です。

2動作歩行は「杖と弱い足→反対の足」の順に進む

2動作歩行では、杖と患側の足を同時に前へ出し、そのあと健側の足を出します。

厚生労働省の資料では、「①杖と患側→②健側」という順番です。

2動作歩行と3動作歩行は、単純に「速いほうを選ぶ」というものではありません。

歩行の状態に合った方法を選びましょう。

編集長こうじ

片側の足に不安がある場合は、杖を持つ手と足を出す順番を確認してから歩き始めましょう。

杖を使って階段を上り下りするときは、順番が変わる

高齢者が杖を使って階段を上り下りする際の順番を示すイラスト

階段では、上るときと下りるときで足を出す順番が変わります。

平地とは動き方が異なるため、上り・下りを分けて覚えておきましょう。

階段を上るときは「杖→動かしやすい足→弱い足」

高齢者が杖で階段を上り下りするときの足を出す順番を比較した図解

杖を使って階段を上る場合は、最初に杖を一段上へ出しましょう。

次に健側の足を上げ、最後に患側の足を引き上げます。

順番は「杖→健側→患側」です。

手すりがある場合は、手すりを握ったほうが安定します。

階段を下りるときは「杖→弱い足→動かしやすい足」

下りる場合は、最初に杖を一段下へ出し、患側、健側の順に足を下ろしましょう。

「杖→患側→健側」の順番です。

上るときとは、先に動かす足が逆になります。

階段に手すりがある場合は、手すりも利用してみてください。

編集長こうじ

階段は、上りが「杖→健側→患側」、下りが「杖→患側→健側」です。

杖を使っても歩行が不安定なら、使い方と杖そのものを確認する

高齢者が杖を使ってもふらつくときに杖の状態を見直すイラスト

杖を使っているのにふらつく場合は、歩き方だけが原因とは限りません。

杖先の状態や長さなどもあわせて確認し、身体に合った状態で使えているかを見直してみましょう。

杖先のゴムや歩いているときの姿勢を確認する

高齢者が杖を使ってふらつくときに杖先ゴムと杖をつく位置を確認する図解

まず確認したいのが、床や地面に接する杖先ゴムです。

杖先ゴム(チップ)がすり減ったら交換しましょう。

なお、杖をつく位置は、足の横15cm外側から15cm前を目安です。

杖が身体から大きく離れていないか、歩くたびに身体が大きく傾いていないかも見てみましょう。

以前よりふらつきが目立つなど歩行状態そのものが変化している場合は、杖だけで対応しようとせず、医師や理学療法士などへの相談を検討してください。

今使っている杖が身体に合っているか確認する

持ち方や歩き方を確認しても安定しないなら、杖そのものが身体に合っているかも見直してみましょう。

杖の長さは、「大腿骨大転子部の高さ」に合わせるのが原則です。

杖には一本杖や多点杖などがあり、身体の状態や使う場所によって適したタイプは異なります。

「今使っている杖が合っているか気になる」「親の杖を新しく用意したい」という方は、高齢者向け「杖」おすすめ5選で選び方や商品を確認してみてください。

編集長こうじ

歩き方を確認しても安定しない場合は、杖の状態や長さが身体に合っているかも見直しましょう。

高齢者の杖歩行でよくある質問

杖は悪い足と同じ側で持ちますか?

左右どちらかの足に痛みや筋力低下がある場合は、基本的に反対側の手で杖を持ちましょう。右足に不安があるなら左手、左足なら右手です。

杖と足はどちらを先に出しますか?

3動作歩行は「杖→患側→健側」、2動作歩行は「杖と患側→健側」の順に進みます。

杖を使ってもふらつく場合はどうすればよいですか?

杖先ゴムの摩耗や長さ、持ち方を確認しましょう。歩行の不安定さが続く場合は、医師や理学療法士などへの相談を検討してください。

杖で階段を上るときはどちらの足からですか?

杖を一段上へ出してから、健側の足、患側の足の順に上ります。手すりがある場合は、手すりを利用する方法もあります。

「高齢者 杖 歩行」は歩き方に検索意図を限定し、杖の商品選びは既存のおすすめ記事へ渡す構成にしています。集客記事と比較・収益記事の役割を分ける方針にも合います。シニアの食事と暮らしナビ_運用企画書

まとめ|高齢者の杖歩行は持つ手と足を出す順番を確認しよう

杖を使って歩くときは、身体の状態に合わせて持つ手や足を出す順番を確認しましょう。

3動作歩行は「杖→弱い足→反対の足」、階段では上りと下りで順番が変わります。

歩き方を見直してもふらつく場合は、杖先ゴムや長さ、杖をつく位置も確認してみてください。

編集長こうじ

杖の使い方だけでなく、身体に合った杖を使えているかまで確認しておくと安心です。

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