杖だけでは歩くのが不安になってきた親に歩行車を用意したくても、種類が多く、どれを選べばよいのか迷いますよね。
歩行車は、グリップや肘あてなどで身体を支えながら移動するための歩行補助機器です。
荷物を運んだり休憩したりすることを主な目的とするシルバーカーとは、役割が異なる点を理解しておきましょう。
本記事では、高齢者におすすめの歩行車を比較し、身体の状態や買い物・散歩などの用途に合わせた選び方を紹介します。
編集長こうじ親に合う1台を絞り込む際の参考にしてみてください。
親の身体の支え方と使う場面から、記事で紹介している歩行車の候補を探せます。
質問1
どの支え方の歩行車を検討していますか?
身体の支え方がわからない場合は、選び方の確認から始めましょう。
チャートを準備しています。選択肢が出ない場合は、下の記事の商品紹介をご確認ください。
※商品選びの目安です。身体の支え方やハンドルの高さ、ブレーキ操作が本人に合うか、福祉用具専門相談員や理学療法士などと実物で確認してください。座面で休む際は、平らな場所で駐車ブレーキをかけます。
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高齢者向け「歩行車」おすすめ5選


歩行車は、同じように見えても本体の幅や重さ、ハンドルの高さ、身体の支え方が異なります。
買い物や散歩で使うのか、狭い場所を通るのか、腕を預けて歩きたいのかなど、親の使い方をイメージしながら選びましょう。
| 商品名 | 本体幅 | 重量 | ハンドル高さ | 座面高 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| アロン化成 リトルターンⅡ | 48cm | 約6.9kg | 74〜96.5cm | 47cm | コンパクト・3WAYキャスター |
| 島製作所 シンフォニーSPスリム | 48cm | 約4.9kg | 77.5〜86.5cm | 約44cm | スリム・軽量・3WAYキャスター |
| アロン化成 ショッピングターン | 53cm | 約6.1kg | 72.5〜90cm | 47cm | 買い物かごを載せられる |
| 島製作所 シンフォニーAR | 56cm | 約6.8kg | 81〜90cm | 約43cm | 前腕支持型 |
| アロン化成 リトルターンⅡ 抑速プラス | 50cm | 約8.8kg | 74〜96.5cm | 47cm | 抑速機能付き |
アロン化成 リトルターンⅡ
幅広い用途で使いやすいコンパクトタイプ
買い物や散歩、通院など、普段の外出で使いやすい歩行車を探している高齢者におすすめです。
本体幅48cm、重量約6.9kgと比較的コンパクトで、ハンドルの高さは74〜96.5cmまで調節できます。座面も備えているため、外出中に疲れたときは座って休めます。
バッグの積載容量は12L。前輪には3WAYキャスターを採用しており、日常のさまざまな外出に使える歩行車です。
特定の用途に偏らず、買い物や散歩など幅広い場面で使える歩行車を選びたい方はチェックしてみてください。
島製作所 シンフォニーSPスリム
狭い場所でも扱いやすい軽量タイプ
自宅周辺の狭い道や店内でも取り回しやすい歩行車を探している高齢者におすすめです。
本体幅は約48cm、重量は約4.9kg。ハンドルの高さは約77.5〜86.5cmまで4段階で調節できます。
折りたたむと奥行約33cmになり、玄関などで保管するときにも場所を取りにくいサイズです。
前輪は、固定・左右約60度・360度回転を選べる3WAYキャスターを採用しています。
軽さやコンパクトさを重視する方に向いている歩行車です。
アロン化成 ショッピングターン
歩行車のまま買い物したい方におすすめ
スーパーへの買い物に歩行車を使いたい高齢者におすすめのモデルです。
市販の買い物かごを本体に載せられるため、店舗のショッピングカートへ持ち替えず、歩行車のまま店内を移動できます。
買い物かごは付属していないので、利用する店舗のかごを載せられるか確認しておきましょう。
本体は幅53×奥行73cm、重量約6.1kg。ハンドルの高さは72.5〜90cmで、座面高は47cmです。
島製作所 シンフォニーAR
腕を預けて身体を支えたい方におすすめ
グリップを握るだけでは身体を支えにくい高齢者におすすめの前腕支持型歩行車です。
肘置き部分に腕を預けながら、上半身を支えて歩けるタイプ。
腕を支えることができるクッションがあり、上半身を支えることができるのが特徴です。
本体は幅約56cm、重量約6.8kgで、ハンドルの高さは約81〜90cm。
3WAYキャスターを備え、折りたたみにも対応しています。
アロン化成 リトルターンⅡ 抑速プラス
歩行車が前へ進みすぎるのが心配な方におすすめ
加速を抑えながら使いたい高齢者におすすめの歩行車です。
通常のリトルターンⅡに抑速機能を備えたモデルで、本体は幅50×奥行65cm、重量約8.8kg。
ハンドルの高さは74〜96.5cmで、座面高47cm、バッグの積載容量は12Lです。
通常タイプより重量があるため、抑速機能だけで決めず、本人が取り回せるかも確認しておきましょう。



歩行車は、使う場所や身体の支え方によって合うタイプが変わります。買い物中心なら収納性、歩行時の支えを重視するなら前腕支持型など、親の使い方から候補を絞ってみてください。
高齢者向け「歩行車」の選び方


歩行車を選ぶときは、軽さや価格だけで決めず、本人の歩き方や体格、使用する場所まで確認しましょう。
とくに、身体をどの程度支える必要があるか、ハンドルの高さが合うか、買い物や散歩で使いやすいか、ブレーキを無理なく扱えるかを確認してください。
身体をどの程度支える必要があるかでタイプを選ぶ


歩行車は、身体のバランスや手の変形、痛みなどを考慮して、本人の身体をどのように支えるかを基準に選びましょう。
グリップを握って身体を支えられる方なら、一般的なハンドルタイプがおすすめです。
一方、手で握るだけでは姿勢を保ちにくい場合は、腕を預けられる前腕支持型も選択肢になります。
歩行時に大きく身体を支える必要がなく、杖で十分か迷っている方は、高齢者向け「杖」おすすめ5選も確認してみてください。
身長に合うハンドルの高さを確認する


歩行車を選ぶ際は、本人の身長や姿勢に合わせてハンドルの高さを調節できるか確認しておきましょう。
たとえば、前腕で身体を支えるタイプは、肘の高さに合わせるのが基本です。
ただし、同じ歩行車でも、調節できる高さは商品によって異なる点に留意しておきましょう。
買い物や散歩など使う場面に合わせて幅・収納・座面を比べる


歩行車を選ぶときは、普段どこへ出かけるのかを考えて、本体幅や収納スペース、座面の有無を比べましょう。
スーパーで使うなら、店内を移動できる本体幅に加え、荷物を収納できるか、買い物かごを載せられるかを確認します。
散歩や通院で長く歩く場合は、途中で休める座面付きも便利です。
腰掛けて使用するなら、駐車ブレーキの有無もチェックしておきましょう。
自立して歩けるものの、買い物の荷物運びや休憩を主な目的にしている場合は、高齢者向けシルバーカーおすすめ4選も比較してみてください。
坂道や屋外で使うなら車輪・ブレーキ・抑速機能を確認する


散歩や通院など屋外で使う場合は、車輪とブレーキの操作性を確認しておきましょう。
屋外で椅子付き歩行車を使用する場合は、ブレーキ付きがおすすめ。
ハンドグリップのブレーキで速度を調整できるタイプもあります。
ただし、左右の握力に差がある場合は、ブレーキ操作によって車体が回転することがあるため注意が必要です。
歩行車が前へ進みすぎるのが心配なら、抑速機能付きも選択肢になります。
安全機能の数だけで判断せず、本人がブレーキを無理なく操作できるかまで考慮しましょう。



歩行車は、身体の支え方、ハンドルの高さ、使う場所、ブレーキの操作性を確認して選びましょう。
まとめ|高齢者に合う歩行車を選んで、安全な外出を支えよう
歩行車は、軽さや人気だけで決めず、本人の歩き方や身体の支え方、身長、使う場所に合わせて選ぶことが大切です。
買い物が中心なら収納力や本体幅、散歩や通院では座面、坂道で使うならブレーキや抑速機能も確認しておきましょう。



本人が無理なく操作できるか実際に確かめながら、日常の外出に合う歩行車を選んでみてください。







