高齢者におすすめの暖房器具は?安全性を重視した選び方とセラミックファンヒーター5選

高齢者がセラミックファンヒーターで暖を取る様子と安全性を重視した暖房器具選びのイラスト
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高齢の親が冬に使う暖房器具を選ぶとき、「消し忘れや転倒で事故にならないだろうか」と心配になる方もいるでしょう。

高齢者向けでは、暖かさだけでなく、転倒時停止や切り忘れ防止、操作のわかりやすさまで確認する必要があります。

ここでは、主暖房と補助暖房の選び方、安全性を重視したセラミックファンヒーター5製品、使用時の注意点を紹介します。

離れて暮らす親の暖房が気になっている方も、選ぶ際の参考にしてください。

編集長こうじ

暖房能力だけでなく、本人が無理なく操作できるか、安全機能が備わっているかも確認して選びましょう。

質問:高齢の親が使う暖房器具で、もっとも気になることは何ですか?

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目次

高齢者向け暖房器具は安全性と使いやすさで選ぶ

高齢者向け暖房器具の安全機能と使いやすさを示したイラスト

高齢者向けの暖房器具は、部屋を暖める性能だけでなく、事故を防ぐ機能や操作性も確認して選びましょう。

ここでは、購入前に確認したいポイントを整理します。

主暖房にはエアコンを基本に考える

高齢者向け暖房器具でエアコンとセラミックファンヒーターを使い分ける図解

リビングや寝室など長時間過ごす部屋では、エアコンを主暖房として使う方法があります。

石油やガスを燃やさず、給油の手間もありません。

床に本体を置かないため、歩行の邪魔になりにくい点も高齢者にはメリットです。

一方、脱衣所やトイレなど短時間だけ暖めたい場所では、エアコンよりセラミックファンヒーターなどの補助暖房が便利です。

普段過ごす部屋はエアコン、必要な場所だけ補助暖房と使い分けると、用途に合った暖房環境を整えられます。

転倒OFF・切り忘れ防止機能を確認する

高齢者向け暖房器具の転倒時停止・切り忘れ防止・過熱防止を示した図解

高齢者向けの暖房器具では、転倒時停止や切り忘れ防止などの安全機能を確認しましょう。

本体が倒れたり大きく傾いたりした際に自動で運転を停止する機能があれば、転倒後も加熱が続く事態を防げます。

一定時間操作がないと電源が切れる機能は、消し忘れが気になる場合に役立ちます。

ほかにも、過熱防止やタイマー、チャイルドロックなどを備えた製品があります。

安全機能の名称や作動条件は製品によって異なるため、購入前に仕様を確認してください。

操作ボタンが少なく表示が見やすい製品を選ぶ

高齢者向けでは、安全機能だけでなく、迷わず操作できるかも確認してください。

ボタンが多すぎたり、表示が小さかったりすると、電源や温度設定などの基本操作でも戸惑う場合があります。

電源・温度・風量など、普段使う機能が大きなボタンでまとまっている製品なら、操作に迷いにくいでしょう。

リモコン付きの場合も、文字や記号の見やすさを確認します。

機能の多さよりも、本人が日常的に使えるかを基準に選ぶことが大切です。

人感センサーがあると消し忘れ対策につながる

人感センサー付き暖房器具が人を検知して運転し、不在時に自動停止する仕組みの図解

人感センサー付きの暖房器具は、人の動きを検知して運転を自動で調整できます。

人がいなくなると停止する製品なら、トイレや脱衣所など人の出入りがある場所に便利です。

スイッチを毎回操作する回数も減らせます。

ただし、じっとしていると人を検知しない場合があるなど、センサーにも作動条件があります。

人感センサーだけに頼らず、切り忘れ防止や転倒時停止など、ほかの安全機能もあわせて確認しましょう。

部屋の広さと使用場所に合った暖房能力を選ぶ

暖房器具は、部屋の広さと使用場所に合った暖房能力を選びましょう。

広いリビングを長時間暖める用途と、脱衣所を入浴前だけ暖める用途では必要な性能が異なります。

セラミックファンヒーターは、足元や脱衣所など限られた範囲を暖める補助暖房として便利です。

特に脱衣所と浴室の温度差が気になる場合は、入浴前から部屋を暖めておく方法があります。

高齢者のヒートショック対策については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

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編集長こうじ

主暖房と補助暖房を使い分け、安全機能・操作性・使用場所の3点を確認して選びましょう。

高齢者におすすめのセラミックファンヒーター5選

高齢者におすすめのセラミックファンヒーター5選を安全機能で選ぶイラスト

高齢者向けの補助暖房には、人感センサーや転倒時停止、切り忘れ防止などを備えた製品が候補になります。

ここでは、安全機能と使いやすさに注目して5製品を紹介します。

製品人感センサー転倒時停止切り忘れ防止特徴
パナソニック (Panasonic) セラミックファンヒーター DS-FZS1200-Wの公式サイト画面
パナソニック
セラミックファンヒータ
DS-FZS1200-W
ありありありシンプルな操作パネル
ダイニチ (Dainichi) セラミックファンヒーター EF-P1200H-Kの公式サイト画面
ダイニチ
セラミックファンヒーター
EF-P1200H-K
ありありあり温度・省エネのWセンサー

シャープ (SHARP) プラズマクラスターセラミックファンヒーター HX-TS1-Wの公式サイト画面
シャープ
プラズマクラスター
セラミックファンヒーター
HX-TS1-W
ありありありスリムで省スペース
シャープ (SHARP) プラズマクラスター加湿セラミックファンヒーター HX-TK12-Wの公式サイト画面
シャープ
プラズマクラスター
加湿セラミックファンヒーター
HX-TK12-W
なしありあり暖房と加湿に対応

アイリスオーヤマ
大風量セラミックファンヒーター
首ふりWセンサー付
ACH-LWSW12A-W
ありありあり人感・室温センサーと首振り

パナソニック (Panasonic) セラミックファンヒーター DS-FZS1200-W

パナソニック (Panasonic) セラミックファンヒーター DS-FZS1200-Wの公式サイト画面
出典:パナソニック

人の動きを検知して温風をON・OFFする「ひとセンサー」を搭載したセラミックファンヒーターです。

検知範囲は約2mで、脱衣所や足元など必要な場所を暖める補助暖房として使えます。

二重安全転倒OFFスイッチや8時間の切り忘れ防止、1・2・3時間の切タイマーも搭載。

操作パネルはすっきりまとめられているため、複雑な操作を避けたい高齢者にもおすすめです。

ダイニチ (Dainichi) セラミックファンヒーター EF-P1200H-K

ダイニチ (Dainichi) セラミックファンヒーター EF-P1200H-Kの公式サイト画面
出典:ダイニチ

人の動きを検知する省エネセンサーと、室温を確認する温度センサーを搭載した製品です。

人の動きを約3分間検知しないと運転を停止し、再び動きを検知すると運転を再開します。

切り忘れ停止装置や対震自動停止装置、過熱防止装置なども搭載。

人の出入りがある場所で使いながら、消し忘れにも備えたい場合の選択肢としておすすめです。

シャープ (SHARP) プラズマクラスターセラミックファンヒーター HX-TS1-W

シャープ (SHARP) プラズマクラスターセラミックファンヒーター HX-TS1-Wの公式サイト画面
出典:シャープ

人感センサーを搭載し、人の動きに合わせて運転・停止を切り替えられるセラミックファンヒーターです。

本体は幅190×奥行190×高さ460mm、重さ約3.1kgの縦長タイプで、限られた場所にも置きやすいサイズです。

安全面では、二重安全転倒OFFスイッチと8時間の切り忘れ防止を搭載しているのもおすすめポイント。

1・2・4時間の切タイマーも設定できます。

シャープ (SHARP) プラズマクラスター加湿セラミックファンヒーター HX-TK12-W

シャープ (SHARP) プラズマクラスター加湿セラミックファンヒーター HX-TK12-Wの公式サイト画面
出典:シャープ

暖房と加湿を1台で行えるセラミックファンヒーターです。

温度・湿度のWセンサーを搭載し、部屋の状態に合わせた運転に対応しています。

安全機能には二重安全転倒OFFスイッチと8時間の切り忘れ防止を搭載。

暖房だけでなく、冬場の乾燥も気になる部屋で使いたい方にもおすすめです。

アイリスオーヤマ (IRIS OHYAMA) 大風量セラミックファンヒーター 首ふりWセンサー付 ACH-LWSW12A-W

出典:アイリスプラザ

人感センサーと室温センサーに加えて、左右の首振り機能を備えたセラミックファンヒーターです。

運転モードはターボ1200W・標準1000W・節電550Wの3段階。

転倒時安全装置を備え、無操作のまま6時間経過すると自動で電源が切れます。

限られた場所だけでなく、少し広めの範囲へ温風を届けたい場合にも使いやすいおすすめの暖房器具です。

編集長こうじ

高齢者向けの補助暖房は、暖房能力だけで比較せず、人感センサーや転倒時停止、切り忘れ防止の有無まで確認しましょう。

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高齢者が暖房器具を使うときに注意したいこと

高齢者が暖房器具を安全に使うための注意点を示したイラスト

安全機能を備えた暖房器具でも、使い方や設置場所によっては火災ややけどにつながるため注意が必要です。

ここでは、暖房器具を使う前に家族も確認しておきたいポイントを紹介します。

ストーブの近くに衣類や布団を置かない

ストーブの周囲には、衣類や布団、カーテンなど燃えやすいものを置かないようにしましょう。

製品事故の原因調査や安全情報の提供を行っている独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2020~2024年の5年間に主な暖房器具による事故が596件発生しています。

電気ストーブ・ファンヒーターと石油ストーブ・ファンヒーターによる事故が、そのうち約8割を占めています。

参考:独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)

暖房器具を設置する際は、取扱説明書に記載された距離を確保し、洗濯物を近くで乾かす使い方も避けてください。

石油ストーブは給油や火の扱いにも注意する

石油ストーブを使う場合は、必ず消火してから給油しましょう。

給油後はキャップを確実に閉め、灯油が漏れていないかも確認します。

衣類や布団が炎や高温部分へ近づかないよう、周囲を片付けておくことも必要です。

消し忘れが増えた、給油が身体的な負担になったなどの変化がある場合は、エアコンやセラミックファンヒーターへの変更も検討してください。

電気ストーブも火災の危険がある

電気ストーブは火を使わない製品でも、布団や衣類などの可燃物が近づくと火災につながるおそれがあります。

カーテンや布団、衣類などから十分な距離を取り、就寝時や部屋を離れる際には電源を切りましょう。

高齢者が使う場合も、「電気だから安全」と考えず、周囲に燃えやすいものがないか確認してください。

電気毛布や電気あんかは低温やけどに注意する

電気毛布や電気あんかを長時間使用すると低温やけどにつながることを示した図解

電気毛布や電気あんかは、長時間同じ場所を温め続けると低温やけどを起こすおそれがあります。

心地よいと感じる温度でも、長時間触れ続ければ皮膚を傷める場合があるのです。

就寝時に使う場合は温度を上げすぎず、取扱説明書に記載された使い方を守りましょう。

本人が熱さに気づきにくい場合は、家族が設定温度や使用時間を確認してください。

延長コードやたこ足配線を避ける

暖房器具は消費電力が大きいため、延長コードやたこ足配線を避け、取扱説明書に従ってコンセントへ接続してください。

容量を超えて使用すると、プラグやコードが熱を持つ原因になります。

電源コードを家具の下に敷いたり、強く折り曲げたりする使い方も避けましょう。

暖房を使い始める前には、プラグの変色やコードの傷み、コンセントのぐらつきがないか確認してください。

離れて暮らす親の消し忘れや普段の生活が気になる場合は、見守りグッズを組み合わせる方法も検討してみてください。

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暖房器具は安全機能だけに頼らず、可燃物との距離や電源まわりなど、設置環境まで確認して使いましょう。

高齢者の暖房器具に関するよくある質問

高齢者に一番安全な暖房器具は何ですか?

一概に一番安全な暖房器具は決められませんが、主暖房には火を使わず、床に本体を置かないエアコンが候補になります。

補助暖房には、転倒時停止や切り忘れ防止を備えたセラミックファンヒーターが便利です。

高齢者の一人暮らしにはどんな暖房器具が向いていますか?

操作が簡単で、切り忘れ防止や転倒時停止などの安全機能を備えた暖房器具が向いています。

主暖房にはエアコン、必要な場所には人感センサー付きのセラミックファンヒーターを使う方法があります。

認知症の高齢者にはどんな暖房器具がよいですか?

火の管理が必要な暖房器具を一人で扱うことに不安がある場合は、エアコンなど火を使わない暖房器具を検討してください。

補助暖房を置くなら、切り忘れ防止や転倒時停止を備えた製品を選びましょう。

セラミックファンヒーターは高齢者でも安全ですか?

火を使わないため補助暖房として使いやすい一方、事故が起きないわけではありません。

転倒時停止、切り忘れ防止、人感センサー、過熱防止などの安全機能を確認してください。

高齢者に石油ストーブを使わせても大丈夫ですか?

消火・給油・換気を自分で確実に行えるなら使用できます。

認知機能の低下や消し忘れ、給油への不安がある場合は、エアコンやセラミックファンヒーターへの変更を検討しましょう。

高齢者の寝室にはどんな暖房器具が向いていますか?

寝室では、室温を調整でき、床に本体を置かずに使えるエアコンが適しています。

補助暖房を使うなら、切り忘れ防止や転倒時停止を備えた製品を選んでください。

まとめ|高齢者向け暖房器具は安全機能と使いやすさで選ぼう

高齢者向けの暖房器具は、暖房能力だけでなく、転倒時停止や切り忘れ防止、人感センサーなどの安全機能を確認して選びましょう。

普段過ごす部屋ではエアコンを主暖房にし、脱衣所やトイレなど短時間だけ暖めたい場所にはセラミックファンヒーターを使うのがおすすめです。

本人が迷わず操作できるか、設置場所に危険がないかまで確認することも忘れないでください。

編集長こうじ

本人の生活環境と使い方に合わせて、無理なく操作できる暖房器具を選びましょう。

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